先日は二郎に行った事ない人向けに並びからコールまで書きました。
今回はラーメン二郎は色んなところにあるけど、チェーン店で同じなの?って思ってる人向けです。二郎はサイゼリヤや幸楽苑とは全く異なります。
ラーメン二郎はラーメン二郎で助手として修行して、山田総帥のお許しを受けて初めて新店舗を開業できます。
10年近く修行したにもかかわらず、店舗を持てず、インスパイヤ店を開く方もいます。
また、各店舗の距離も5km以上離れている事。と言う話も聞いた事があります。
チェーン店と思われがちですが、二郎というラーメン店は暖簾わけで精神を引き継ぎつつ各店舗で様々な個性があります。
まずは共通点をあげます。
豚出汁の醤油ラーメンである事。
その醤油はFZと呼ばれる二郎専用のものです。
ヤサイはもやしとキャベツを茹でた物である事。
チャーシューではなく豚と呼び、焼かずに煮豚である事。
麺は各店舗で製麺され、日清製粉のオーションと言う強力粉を使用する事。
オーションはフランスパンに使われる事が多いようです。
そしてどのお店も基本的に量が多いいこと。
メニューの基本は
小ラーメン
小ラーメン豚入り
大ラーメン
大ラーメン豚入り
となっておりこれに豚Wとか汁無し、つけ麺、味噌など独身なメニューが加わります。
小ラーメンでも豚は2切れ入っています。
豚入りにすると4切れになります。
さて、違いです。
まずはスープです。
上がアブラが完全に溶け込んだ乳化タイプ
下がアブラが分離している非乳化に分かれます。
乳化は甘く深いコクを感じます。
非乳化は醤油が、キリリと効いて刺激的です。
続いて麺です。
太さは店舗により
極太
中太
太の三段階くらいあります。
加水率の違いでボキボキ麺からデロ麺まで少しづつ違います。
ヤサイは茹で具合によりクタからシャキまで色々です。
もやしとキャベツの配分も様々です。
そして大切な豚。
上がウデ肉を使用した物
下がバラ肉を巻いた物
店舗によって異なりとてもトロトロの美味しいお店とちょっとパサって残念なお店とまた、日によってブレがあったり。
そんな事も楽しいのです。
あの店主はどこの店舗で修行したから豚がどうのとか。勝手にウンチクを語るのも楽しいのです。
是非色々な店舗を廻ってその違いやお好みを見つけてください。
関連記事