神保町はラーメン激選区です。
カミジ(ラーメン二郎神田神保町店)は徒歩5分ほどの場所に移転しましたが、以前はカミジの前に用心棒、その先に覆麺智、その他に美味しい坦々麺店が複数。
さらにカミジのあとが居抜きで立川マシマシと怒涛のように攻めてくるのです。
更にカレー店も名店揃いなのです。
神田神保町は本の街です。
本を読みながら片手で食べられるカレーが発達したと言われています。脱線しました。
カミジは並び方が独特で知らない人だったら戸惑うでしょう。
③.②.①と進むのですが②は店から離れるように並ぶのでどちらが進行方向なのか戸惑ったり、(店舗の方に身体を向けてる人多数)③から②へ進むタイミングを躊躇したりするのです。
更に1ロット完全入れ替え制なのです。
つまり、席が空いたから入店出来るのではなく、6名のロットとなります。
店内は食べてる6名。
着丼を待っている6名となり、食べている6名が全員退店しないと①に並んでいる6名は入店出来ないのです。ですので、時間内に食べられる量を頼まないと誰もいないカウンターにポツンと残され、いたたまれなくなります。
外並び先頭の6名は食券を買う前に助手さんから麺量を聞かれます。
「麺少なめ、アブラ抜き」
小ラーメンの麺少なめでスープに入っている液体アブラを抜いて貰います。
私はジロリアンですが大食いではないのでいつも少なめです。液体アブラも少しくどく感じるし、熱々過ぎるし、スープを飲むのに罪悪感というか躊躇してしまうのです。
アブラを抜くと一段と醤油がキリリと効いてきます。
非乳化の醤二郎なのです。
麺は二郎の中では細めながらデロ系で、すすって食べたい麺です。さらにたまごを頼んでスキヤキにすると、これまた絶品なのです。
カウンターにある粗い大つぶの唐辛子もいい刺激です。
豚はウデ肉で一見パサに見えますが、柔らかく味が染みている極上品なのです。
カミジは夜営業はありませんが、休憩無しの夕方までの通し営業です。行列半端ないです。
行列半端ない店舗として、関内、ひばりが丘、カミジなのです。
関内は巻豚と汁無し、ひばりが丘はど乳化、カミジはファンから「レベルの高い合格点を超える二郎オールウェイズ出してくれる」と言わしめております。」