自転車ロードレースの脚質

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毎日ツールドフランスを中途半端に観てます。大体夜の9時前位から始まり6時間位の生放送です。一杯やりながらなので途中で寝落ちしてます。今年は落車が多くケガ人続出です。

今回は自転車ロードレースでの選手の脚質についてです。

クライマー 山を登るのが得意な人。ダンシング(立ち漕ぎ)で踊るように体重移動しながら華麗に登るタイプとシッティングで高いケイデンス(脚をクルクル速く廻せる)で登るタイプがあります。細くて手足が長い人が多い。パワーはあまり無いので平坦での瞬発力はありません。

スプリンター 平坦の100m程度を全速で走れる人。70km以上出せるひともいます。身体はかなりガッチリとしています。坂は苦手なんですけどスプリント勝負する区間が山岳の後にある場合もありますからそこそこ登れないと勝負の場に残る事は出来ません。

パンチャー スプリンターに近いのですが連続する登り下りを何度もアタックをかけてレースを揺さぶる人。

ルーラー 高速巡航が可能なひと。主に平坦で40km以上のスピードを長時間続けることができるけどスプリンターのような瞬発力は無く、クライマーの様な登坂力もない。アシストとしてとにかく大事なひとです。

オールラウンダー どの様なコースでも高いレベルでこなせるひと。各チームのエースになり得ます。

これら全ての選手がチームのエースを勝たせるために風除けになったり、敵チームをバラバラにしたり、集団のスピードコントロールしたりあらゆる手を使って自チームを有利にする為に働きます。

 

総合優勝を狙うのは各チームのエースです。そのエースがオールラウンダーとは限りません。最近のコース設定は山岳よりなのでクライマーがエースだっり、そもそも総合優勝は目指さないで、山岳ポイントやスプリントポイントのみを目指すチームもあります。

今年購入したガイドブックではサガンがスプリンターではなくパンチャーと記載されていて驚きました。

 

ちなみに私の脚質はポタラー。100km程度のミニロングを低速でのんびり走るのが向いています。

 

イラストは弱虫ペダルのクライマー

ダンシングの巻島先輩とシッティングハイケイデンスの小野田坂道