ツールドフランスが終わりました。

f:id:orangechango:20220722150434p:image夏の風物詩 第109回ツールドフランスが約3週間21ステージの全日程のレースを終了しました。日本から新城幸也選手の出場はかなわず少しがっかりしながら見ていたのですが、結果はユンボヴィスマの圧勝でした。黄・緑・水玉すべてがユンボです。しかも戦い方がとにかく格好いい。常にレースをリードして攻撃的で手堅くなんて微塵もない。そうヴァンアールト選手とヴィンゲゴー選手の二人。ヴァンアールト選手は緑ジャージ(スプリントのリーダー)なのに常に集団を引き勝負どころではスプリントして、また集団に戻りチームを引き続ける。ヴィンゲゴー選手はチームメイトの絶対エースのログリッチ選手が脱落後エースとして黄色と水玉ジャージ(総合トップと山岳トップの2冠)を獲得。二連覇中の絶対王者ポガチャル選手との仕掛け合いは鳥肌ものでした。そして優勝争いをしているライバル、ポガチャル選手が峠の下りで落車すれば速度を落として待ってあげるというジェントルマン。このデンマーク出身の25歳の若者は数年前まで魚市場で働きながら自転車レース活動をしていたんだそうです。今年は第1~第3ステージまでデンマークでの開催となり開幕前日のチームプレゼンでは国民からヴィンゲゴーコールが鳴り止まずにステージ上で涙ぐんでいたナイスガイなのです。このイケメンに完全に惚れました。

 

f:id:orangechango:20220723195235j:image参考までに、マイヨ・ジョーヌ 黄色のジャージ 各ステージのゴール時の総合タイム累計が一番少ない人に与えられるジャージ 総合リーダー

マイヨ・ベール 緑のジャージ ステージ毎のゴール着順やコース上に設定されたスプリントポイントの通過順で与えられるポイント合計のリーダーに与えられるジャージ

マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ 白地に赤い水玉のジャージ 山岳ポイントに指定された箇所の通過順位に与えられるポイント合計のリーダーに与えられるジャージ