狂っている自転車界隈

f:id:orangechango:20230621190410j:imageふらっと自転車屋さんを覗いていたらびっくりする物を見つけました。キャノンデールcaad13が¥760.000-⁈。コンポにシマノのDI2がインストールされての値段ですが、ふざけてます。caadはおそらく本格的にロードバイクを始めたいと思っている人が最初に購入する自転車です。アルミフレームながらカーボンキラーと言われ入門にはうってつけですが経験者が2台目以降に選ぶ事は稀だと思われます。脚に自身があるホビーレーサー達はこのフレームで勝っています。そして完成車が¥200,000-を超えたあたりで購入できる車両でした。それがコロナから始まった自転車関連の高騰に便乗して不必要な電動コンポのDI2まで組み込んで¥700,000-オーバーです。電動コンポが不必要と言ってるわけではなく、入門機に高価なハイスペックな機材をインストールして知識のない初心者に売りつける姿勢が気に入りません。数年でフレームを買い替えることになるでしょうし、コンポを流用するならまだ救われますが、辞めちゃう人も多いいでしょう。そして、高価な機材はこれからロードバイクを始めたいと思っている人の参入の障壁になりかねません。ロードバイクは高価になればなるほどマニアは喜び、自尊心を満足させ、売る側買う側の騙し合いの様な気がしています。