変わりゆくロードバイク

ツールドフランスが絶賛開催中ですが最近は様々な変わり種機材が発表されています。実戦投入されているのはトレックのシートチューブが途中で途切れているフレーム。トップチューブと交差する付近で無くなっています。f:id:orangechango:20220707224051p:image軽量化やしなやかさ、乗り心地などに効果があるのでしょうか。

続いてサドルの高さを走りながら変えられる装置。マウンテンバイクの世界ではすでにあった様です。下り坂でサドルから腰を降ろしてトップチューブに腰掛けて身体を丸めて空気抵抗を極力減らして走るスーパータックと呼ばれる乗り方が危険と禁止となり下り時にサドルを下げる装置が注目されている様です。f:id:orangechango:20220707210622j:image先日のツールドフランスでエース格の選手の自転車がトラブルで走れなくなりチームカーからスペアバイクを待つ間にアシストの選手の自転車を借りて再スタートしたのですが身長差が20センチもありサドルに腰を置けずずっとダンシングしている光景がありました。こんな時にも役立つかもしれません。

最後にGRAVAAシステム。何と走行中にタイヤの空気圧を変えられるのです。今年のツールドフランスではパリルーベと同様なパヴェ(石畳区間)があるのです。パヴェの様な悪路では空気圧を下げる。舗装路になったら空気圧をあげるといった操作を手元のボタンでできるといった画期的なホイールなのです。UCIからも認可がおりていつでと実戦投入できるようです。f:id:orangechango:20220707211118j:image未だにディスクブレーキすら受け入れられない懐古主義者ですが新たなTECを見るのは好きです。