2019年のオープン以来久しぶりの訪問です。先日のTV『ラーメン二郎という奇跡』を見てオヤジさんがジロー系は「嫌だよ真似すんなよ」的な事を言っていたのでインスパイアは何となく足を運びづらいのですが、こちらの店主は長年メグジ（ラーメン二郎目黒店）で助手を務めていた方。寡黙な若林さんの横でお客さんに対する心配りがありがたかったです。ラーメン二郎には名物助手が何人かいて横浜関内にいたのび太、荻窪のユデリスト、神保町のリアンなどと同様にメグジの有名な助手だったのです。当然にゆくゆくは直系二郎の暖簾分けをするのだろうと思っていたのですが二郎スピンアウト系と名乗りインスパイア店として独立したしたのです。オープン直後に伺った時は豚もパサつきかなり残念イメージでした。前置きが長くなりましたが、13時少し前に到着。並び0でそのまま入店。なんとなく暗く覇気が感じられず嫌な予感です。小の小豚（麺200g豚4枚）をチョイスし液体アブラ少なめを告げる。コールはニンニクアブラカラメラー油。非乳化の醤油がたったおいしいスープ。麺は小麦の香りを感じさせる太麺。そして豚。美味しい！前回の印象をぶち壊す絶品です。こんなに美味しいのだからガラガラだったのは偶然のタイミングで普段は大行列なのだと信じたい。
