いごっそう

f:id:orangechango:20220106134237j:image新年初ラーメン。ラーメン初めなのです。こちらの店主はラーメン二郎三田本店で永らく助手を勤めていたサカイさんです。総帥からゆくゆくは三田本店を任せたいとまで言われた人です。しかし、三田本店を継ぐ重責から本店ではなく暖簾分けで二郎直系の支店として独立する事を選びます。出店場所として選んだ場所は赤羽の近くだったといいます。二郎には出店のルールがあり、既存店と5km以上離れていなければなりません。赤羽にはラーメン二郎赤羽店(現在は閉店)があったのですが、勿論5km以上離れており店舗候補は総帥も一緒に見に行き「いいじゃないか」との言葉も貰っていたのだそうです。ところが数日後、総帥より赤羽店の売上が下がってしまうからあの場所はやめようと言われため、二郎の暖簾分けを断念し独自の道を歩むことにしたのだとか。ちなみに二郎のコール時の名セリフ、「ニンニク入れますか?」を初めて言ったのはサカイさん。二郎の「ニンニク入れますか?」は文字通りの意味ではなく無料トッピングのヤサイニンニクアブラカラメ全てに対して質問しているのです。ヤサイと言えば茹でたもやしとキャベツの量が増えます。ニンニクと言えばきざみニンニクが入ります。アブラと言えば半固形の背脂がよそられます。カラメと言えばカエシの醤油が追加されます。これが全ての二郎と二郎インスパイアに浸透しているのです。さて、いごっそう。12:10着で並び0、そのまま入店出来ました。早稲田大学がまだ始まってないからでしょうか。メニューは通常のらーめん(醤油味)以外にも塩、味噌、マー油、つけ麺とバリエーションが豊富ですが、初訪問なので基本のらーめんで少なめ豚入りをポチり。狙っていたミニカレーは本日は無く残念でした。後から来たお客さんのマー油率の高さに多少動揺します。待つこと10分弱コールタイムとなりました。サカイさんの感動的な「ニンニク入れますか?」に「ニンニクアブラカラメ」と返します。キャベ率高めで微乳化の丼がやってきました。f:id:orangechango:20220106134807j:image麺は二郎らしくない加水高めの中細で柔らかくムチムチ、モチモチしてます。二郎でよくあるグニャとも明らかに違います。色も白いです。f:id:orangechango:20220106134758j:image豚は柔らかくホロホロ。スープはややオイリーながら完全なる二郎。麺少なめにしたのであっという間に完食。場所的に簡単に通うことは難しいですが塩や味噌、マー油そしてカレーと宿題もできました。2022も好スタートを切りました。f:id:orangechango:20220106134810j:image