残念な天ぷら

f:id:orangechango:20230529132940j:image休日のツーリング中にある街道で天ぷらの看板を見て訪問。店内に入る前の風防室のようなスペースにある券売機で食券を購入し店内へ。店内に入るとコの字型のカウンターのみで満席。壁沿いにL型の待機シートがあるのだが、待ち客がまばらに座っていて、先頭や順番があることもわからないのでとりあえず空いている待機シートに座ります。するとどうやら左が待機の先頭で詰めて座る様に案内しないから、来店順と座っている順番が一致していない。
それに気づき店員にちゃんと案内してほしいと声をかけ最後尾のシートに座りなおす。そして店員が順番に詰めるようにアナウンスをした。この時点で私は降着のお客さんの後ろになっている。
さらに順番が来てカウンター席に座れた後も、料理の提供が遅い。いや、遅すぎるのかもしれません。お蕎麦と野菜天ぷらの定食をオーダーしたのだが、お蕎麦がきて天ぷらが来ない。しばらくお蕎麦を食べずに待っていると、マイタケとさつまいもがやってくる。このお店はすべての天ぷらを同時に出すのではなく、揚がったものからスタッフが箸でひとつづつ提供するシステムなのです。天ぷらはサクサクで、身も厚く美味しく感じる部分もあるが、しかしながら、提供がとても遅い、お蕎麦を食べ終わっても天ぷらが出てこない。もう全部出たのかと思い、帰り支度をしているとかぼちゃやレンコンなど3種類ほど出て「これで最後です」という。しらけた気持ちで天ぷらのみを食べる羽目に。揚げ担当は若いお兄さん一人で行っており、てんぱっているのであろう。私の隣の人などはお蕎麦を食べ終えて天ぷらは2点ほどしか来なかったのでもう退店してしまっている。揚げたてをお客のいいタイミングで提供するのは熟練の技術なのではないだろうか。彼が天ぷら職人としてどのくらい技量があるのか不明だが、カウンターにいるお客は40人はいたのではないだろうか。それを一人で天ぷらを揚げているのである。スタッフ全員がアルバイト初日のような動きで店全体を目配せできる人は皆無だった。