味玉焼豚醬油蕎麦。漢字だらけで厳かなラーメンですが、神保町にあるビブグルマンにも選ばれた大人気行列店に初訪問です。世の真っ当なビジネスパーソンは入社式に参列したり、人事移動での関係部署に挨拶したり引き継ぎがあったり昼間からラーメン屋さんに行列している暇はないと読んでの訪問です。予想的中で外並び3に接続。１名客ボーナスで3人抜かしのジャンプできて待ち時間0での案内となりました。店内左にある券売機を見てびっくり。左端のポールポジションを見ると1550円とあります。ラーメン一杯が、せ、せ、せ、せんごひゃくごじゅうえん？下調べもせずにきた自分が悪いのですがこんな高いラーメンで毎日あんな行列だったのか。神保町のビジネスパーソン、学生恐るべしです。しかしここで引き下がるわけにもいかないので覚悟を決めてポチります。味玉焼豚醬油蕎麦をポチッ。あっという間に綺麗な丼がやってきました。配膳してくれたのは濃い感じの東南アジア系の外国人です。同時に3つ出来上がり、どのお客に配膳していいか迷っているようです。こちらは1550円ものラーメンを頼んだのですから間違いは勘弁です。着丼しても手をつけず3つ配膳が終わるまで待ちます。案の定間違いがあったようで差し替えが行われました。その後厨房内ではブルーハーツのポーカル似の店主が外国人スタッフをかなり厳しめの言葉で叱責（指導）しています。店内は緊張感たっぷりです。肝心のラーメンの感想は甘めの醬油スープで優しく上品。低加水（たぶん）のパツパツ目の細目ストレート麺もスープとの相性もバッチリ。。焼豚は低温処理の上品なもの。
味玉は別皿提供で半熟具合もいい感じなのです。卓上には味変アイテムは胡椒すらもなくデフォのままあっという間に完食完飲（ＫＫ）となりました。退店際にブルーハーツのポーカルからお詫びの言葉に恐縮しつつ宿題店をクリアでき満足なのです。
