ヘルメットを新調しました。クラシカルなヘルメットが欲しくてSHOEIのGlamsterやARAIのRAPAID-NEOなどを候補としていたのですが、古い物好きが発揮されBELLの STAR IIに落ち着きました。いわゆる族ヘルと呼ばれるタイプです。BELL STARは1967年頃発表された世界で初めてのフルフェイスのヘルメットです。それまではジェットタイプしかなく当時の人々は宇宙服かと思ったそうです。そして現在のフルフェイスヘルメットの原型となったのです。STAR IIはその復刻版で日本人向けに内装をアジアンフィットにした物です。現在の優れたヘルメットからはだいぶ快適性に劣る部分があります。勿論全て予想していた事なので文句は一切ありませんし、後悔もありません。その上で、まず隙間風。シールドと帽体に隙間が数ミリあるのです。上下左右全てに。ですので走行中に顔に風がスーッと流れていきます。普通はあるエアインテークが無くても曇らないし蒸れ防止にもなりそうです。それから遮音性か低い。今まで使っていたTT&COのジェットヘルよりもナナオのエンジン音が良く聞こえるのです。これはエンジン回転数によりエンジン音も変化するのがよく聞けて嬉しい部分でもあります。シールドのロックはスナップボタンというなんともいい感じ。正面の開口部はガバッと広いので周りの視認性はとても良いです。全体的には快適性はかなり劣りますが雰囲気がいいので気に入っています。
