アジア選手権 トライアスロン男子

f:id:orangechango:20210426060934j:image広島の廿日市で行われた。アジア選手権。今回の日本男子チームの目標は表彰台を独占する事と男子チームの兄貴分の古谷純平が豪語します。昨年はコロナ禍で中止だった為ディフェンディングチャンピオンは2019年覇者の香港のオスカーコギンス選手。香港代表ですが、両親がイギリス人なのでアジア人の雰囲気はありません。そして若手の成長株のニナーケンジ選手の帰化が間に合いニナー賢治となりました。日本チームの作戦はオスカー選手包囲網です。ランに強いオスカー選手をスイム、バイクで差を稼ぐ作戦です。オスカー選手がスイムのスタートグリッドを右に取ればニナー、北条、古谷選手は反対の左側に行きました。そしてスイムの強い小田倉選手をオスカー選手の隣に配置したのです。小田倉選手がオスカー選手を抑えている間にニナー、北条、古谷選手が逃げる作戦でしょうか。スイムスタート。作戦とは裏腹にオスカー選手が前に出てしまいます。結果バイクはニナー、北条、古谷、オスカー選手が第一パックとなります。小田倉選手は第二パックとなってしまいました。バイクは上手くローテーションして大きな順位の変動もなくランへ移ります。ここで序盤からニナー選手がアタックを仕掛けトップに立ちます。北条選手も続いてアタックを仕掛け2位に上がります。1位ニナー、2位北条、3位オスカー、4位古谷となりました。日本チームで表彰台を独占すると宣言した古谷選手は自力でオスカー選手を抜くしかありません。しかしちゃんと中盤にはオスカー選手を捉えて3位に浮上してそのままゴール。有限実行の表彰台独占。完璧な結果となりました。オリンピックの代表枠は現在2名で3名まで広げるのは大変でしょうが5月の横浜のwtsがたのしみです。