ドラフティング

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先日友人と多摩サイを走っていた時、友人の背後にピタリと見知らぬおっさんが張り付いている。その距離20センチあるか無いかだ。先程まで私が前を走っていたので知らなかったのですがずっと張り付いていたのだと言う。風除けで楽をしたいのか、レースの練習なのか、なんのつもりでそんな至近距離で張り付いて来るのか意味がわからない。我慢の限界になった友人が私を追い越した時に一体化して追い越すその変人に気づき、声をかけた。「私の連れなんでそんなに接近するな!」チラッと私を見て速度を落とすおっさん。その後ペースを落としていなくなりました。友人も注意をしたとの事。

自転車は風が最大の敵です。チームはエースを勝たせるために風除けになって走ります。レースでは他チームの選手でも当然風除けに利用します。これはレースの話です。しかしここはサイクリングロード、ランナーもママチャリも子供も様々な人が利用しているところです。急ブレーキも当たり前です。背後にピッタリと付いているので前は見えていない筈です。意思疎通も実力も知らない赤の他人の見知らぬおっさんが無言でピッタリとくっついてくるなんて気持ち悪いし危険極まりない。このおっさんどんなモラルで自転車乗ってるんだ。接触して落車したらどれだけ怪我(怪我で済むのか)するのか、機材が破損するか想像する能力はないのか。おっかない人が走っている事を痛感しました。