高校スポーツ

f:id:orangechango:20220111125102j:image第100回全国高等学校サッカー選手権大会青森県青森山田高校の圧勝で幕を閉じました。青森山田高校はキャプテンの松木玖生選手をはじめ、すごい選手が全国からたくさん集まっている強豪校です。私はサッカーは全く詳しくありませんが立ち振る舞いが別格のオーラを出していました。さて準優勝となった熊本の大津高校は県立高校です。つまり私立の強豪校と違い、スカウトが全国から優秀な選手を発掘して特待生として勉学ではなくスポーツ選手として入学した選手はいません。数人、監督にあこがれ熊本に引っ越した選手は存在するようです。しかし、ちゃんと受験をして他の生徒と同じように授業を受けて部活の時間は制限があり、部の予算や施設も私立の強豪校と比べるとかなりの差があるものと想像します。今回の100回大会に出場した全48校で公立高校は12校でした。内訳は北海道・東北1校、関東0校、中部2校、近畿1校、中国・四国4校、九州・沖縄4校です。ちなみに高校野球で昨年の夏の甲子園大会では、北海道・東北1校、関東0校、中部3校、近畿0校、中国・四国4校、九州・沖縄3校で、公立は11校。こう見ますと中部、中国・四国、九州・沖縄が公立高校のレベルが高いようです。優秀な選手はより環境の良い上を目指せる高校を選びたいでしょうから地元の公立高校より強豪私立を選ぶのは致し方ないでしょう。しかし応援している故郷の代表が一人も地元の子はいなくて全国からの越境選手では少し興ざめしてしまいます。そして、公立高校の指導者は本当にすごいと思います。限られた選手、施設、予算、時間を最大限に活用して全国レベルのチームを作り上げるのです。大津高校あっぱれです。