小説の舞台

f:id:orangechango:20210605161312j:imageその日はソロで走っていました。ところが偶然に友人と遭遇し、合流し一緒に走る事に。帰りに友人が気になるサイクルシャップがあるとの事で覗きに行きました。調布市内のサイクルショップなのですが外から見えるウインド側にはトレックのロードバイクが展示され、店内中央はシティサイクルというちょっと方向性がわからないお店でした。しばらく店内を徘徊していると友人が天井から吊られているs-worksのルーベを発見。質問するとそのフレームは小説家の高千穂遙先生のものだと言う。高千穂遙先生の小説は幾つか読んだ事があり、もしやと思い「小説の舞台となっているサイクルショップはこちらの事ですか?」と質問すると「そうだ」と。小説に登場するショップの店主が目の前に現れたのです。なんといきなり物語の世界に突入しました。私が気力がある時だけ行く小山田周回コースは小説「ペダリング・ハイ」から読みといて辿ったコースです。物語と現実が交わった不思議な日となりました。