次期愛車選定その①

f:id:orangechango:20230108141927j:image大型自動二輪の免許を取得して大きなオートバイに乗りたくなり、色々見て回っていました。私の趣味趣向はやはり現代のオートバイには興味が持てず、高校生や大学生の頃に憧れた今となっては旧車と呼ばれるものです。しかし価格はとてつもなく高価で500万近くする物もザラです。そしてメカに詳しくない私が維持出来る自信は全くなく、見れば見るほど諦めるしか無いと思いに至ったのです。しかし、コンピュータ制御されたものではなく機械式のマシンに対する憧れは強く、浮上したのがDUCATI MONSTER600で、第一候補となりました。f:id:orangechango:20230108141959j:image理由はキャブレター車である事。600ccであり大型免許者の所有感を満たしながら小さい事。実際に国産400cc並みのボディサイズ。イタリアというなんとも官能的なデザイン。DUCATIは近年においてもレースで第一線での活躍。そしてDESMO※というドゥカティだけのオリジナルなバルブシステム。完全にどストライクでした。しかし、探してみると全く見つかりません。MONSTER400は日本市場用に開発されたマシンでいくらでも見つかるのですが600は全く日本には流通していませんでした。そしてキャブレター車はこの年代が最後でインジェクションに移行してしまうのです。見た目は400も600も違いは殆ど分からずなのですが、折角大型自動二輪の免許をとったのに400ではなんとなく残念だし。ここでMONSTER600は断念したのです。※DESMOとは通常、バルブの開閉は開く時はカムで開き、閉じる時はスプリングで行うのですがエンジンが高回転になった時にスプリングの限界がくるということで閉じるのもカムで機械的に行うというドゥカティ特有のシステムでドゥカティの高回転型エンジンの源となっています。

つづく