4月にオープンした新店です。名前からもJインスパイヤだとわかります。こちらはJ系としては少し変わったシステムというか最新のシステムとカフェ的な要素を取り入れたラーメン店としては異色のお店です。中目黒駅から山手通りを北上すること数分にお店はあります。まだ開店祝いの胡蝶蘭なども置いてある階段を上がり2階へ。店内はまるでカフェです。
オーダーはテーブルに置いてあるQRコードをスマホで読み取りLINE経由で行います。
メインはラーメン一択で麺量をショート(150g)1100円、トール(300g) 1200円、グランデ(450g)1300円、ベンティ(1000g)2000円から選択します。（スタバかよ）サイドメニューはバケットや豚マシやアルコールを含む各種ドリンクです。同じ山手通りにある本家であるラーメン二郎目黒店が小ラーメン500円で提供していることを考えるとかなり強気な価格設定です。
スマホからショートを送信して到着までにフロアに設置してある背脂BARなるコーナーから無料のトッピングアイテムを取ります。
まずは背脂。
12時から時計回りで最後にセンターの順で、食べるラー油、カラメ（醤油）、ニンニク、フライドガーリック、味の素、BP,マヨ、チーズです。タバスコ以外はすべてもらってきました。無化調を謳っていますが、味の素はあるのです。そして小皿の洗い物が多く大変だろうなとか混雑していたら店内に行列ができるな等と心配してしまいます。数分で着丼。焼きが入った豚が目を引きます。スープを一口、あっさりとしている。というかコクがない。豚はまずくはないけどいたって普通。麺も二郎に寄せて平らにしてるけど特に特徴なし。たくさんある無料トッピングをどんどん入れてジャンクにして無事完食。最初からそれほど期待していなかったけど、最新のシステムを導入しカフェっぽさを取り入れた若手の外食コンサルタントが考えたお店的な印象。ラーメンを作っている方がどこかで修業して人生の一大勝負として出店するならこんな風にはしなかったろうなと感じました。食べ終わり席を立ち身支度をして階段を下りている途中にふとお会計を済ませていないのではと気づき慌てて店内に戻ります。スマホからオーダーしたので支払った気になっていたのです。スタッフも私が無銭飲食をしかけた事に気づいていない様子で無事にPAYPAYでお支払いし帰路に着くのでした。
