007

f:id:orangechango:20211118002223j:image最新作no time to dieを観てから実はちゃんと観たことが無かったなと第一作のDoctor Noから順番に見直していました。prime video様様なのです。25作も有るので1ヶ月以上掛かりましたがどれも大変面白いです。そして映画007シリーズの魅力は何処なのだろうと考えたのですがグローバルな犯罪組織のストーリーや大掛かりなカーチェイスをはじめとしたアクションや特撮もあるのですが、実はそこではなく単純にボンドのあらゆる分野に精通した知識とダンディズムそして美女好きのスケベ心。Qが創る必殺のガジェットやボンドカー。そこなのかなと思いました。アクションやカーチェイス、特撮は西部警察とさほど違いを感じません。(TVドラマで毎週あれをやっていた西部警察はとても凄い)。ダンディズムやスケベ心そしてガジェットはルパン三世ゴルゴ13に多大な影響を与えているのではないかと想像したします。初代のショーンコネリーのウィットと胸毛がボンドのイメージを決めたかと思いましたが胸毛=肉体美と置き換えられた様です。歴代のボンドガールも大好きですが歴代のマネーペニーもいい存在感です。最新作でボンドを退くダニエル・クレイグかジョークが少なくスケベも真剣です。一番ハードボイルドなイメージです。昨今のジェンダーフリーでボンドのウィットなジョークとスケベが抑えられない事を祈るばかりです。「ホッピーセット黒キンミヤダブルで」ではなく「ウォッカマティーニをステアでなくシェイクで」。と言ってみたいものです。