ミッドウェイ

f:id:orangechango:20210409202541j:image映画です。昨年観たいなと思っていたところでコロナ禍で観られていませんでした。prime videoで観られます。かなり史実に近いと言われています。しかし、真珠湾攻撃に至った経緯は端折られ、日本軍の暗号通信は全て傍受されていて米軍は日本軍の真珠湾攻撃計画を全て知っていた事も触れません。日本と戦争はしないという公約で当選したルーズベルト大統領はアメリカが日本と戦争する為に自国兵を犬死させて先に攻撃させたと私は思っています。日本がアメリカとの戦争に踏み切った最大の理由は石油を止められた事。だから短期決戦で良い条件で講和に持ち込むのが日本の目標。長期戦は望んでいなかったはず。中国の民間人に爆撃したり米兵捕虜を虐殺したり所々日本が惨虐的に描かれています。負けるにしても日本が最後までこだわったのが国体維持つまり天皇制を守ること。日本人のよりどころは実はこれだけなのかもしれません。(現代の日本人は違うのかもしれませんが)f:id:orangechango:20210409235056j:imageオープニングで中国語が出てくる中国資本の入ったアメリカの視点で演出されたアメリカ映画ですね。TOPGUNのようにエンターテイメントではなく歴史映画のエッセンスが強いから感情移入しちゃいます。

戦闘シーンはCGなのでしょうが大迫力です。山本五十六役の豊川悦司もかっこいい。