東京2020 52項目の簡素化

長いです。ほとんどがコピペです。今回は東京2020で発表された簡素化についてです。アスリートや観衆にはほぼ影響がないところで簡素化されていて、関係者やお偉いさんへのおもてなしが簡素化されているイメージです。お・も・て・な・しはアスリートや観衆にはちゃんとしたいですね。

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以下、組織委員会IOCが、大会の簡素化について合意した52項目です。大きく分けて4つに分類されます。まず、大会関係者の人数とサービスの合理化についての項目です。

▽大会関係者の人数、
▽大会関係者が使用する空港からホテル間の交通機関の料金、
▽大会関係者が使用する家具・じゅう器・備品などの数量、
▽大会関係者向けのパソコンやスマートフォンなどテクノロジー機器の調達および保守、
▽大会関係者の飲食提供数、
IOC総会の開会式などのオリンピックファミリーに係るイベント・レセプションなど
▽オリンピックファミリーのホテルなどにおける競技映像の提供の方法、
IOCがゲストをもてなす施設のオリンピッククラブの運用、
▽オリンピックファミリーとパラリンピックファミリーのラウンジ設備と運用、
▽IFラウンジの設備と運用、
▽遠隔地からの記事作成を可能にするリモートレポート、
NOCNPC選手団団長セミナーの実施方法、
▽選手団登録手続きの効率化、
▽選手村における航空会社搭乗手続きのための設備と運用、
▽選手村内におけるハウスキーピングなどのサービス、
それに、
NOCNPCに対する各種サービスの合わせて16項目です。

次に、会場や施設、輸送サービスに関する項目です。

▽照明や観客席など会場における仮設オーバーレイなどの仕様、サービスレベル、
▽関係者用の座席数、
▽会場の使用期間、
▽競技運営における仮設構築物、
▽メインプレスセンターの運営期間、
▽選手村の運営期間、
▽練習会場の使用期間など、
▽身分証明書などを渡すユニフォームアクレディテーションセンターの施設計画、運用、
組織委員会のオフィススペース、
▽会場で使用する電力供給機器、通信ネットワーク、
▽放送事業者が使用する電力供給機器、
▽放送用コンパウンド、ビューティーカメラ、
組織委員会スタッフ向けのITサービス、
▽大会用ITサービスの運用体制、
▽バススケジュールなどの輸送サービス、
▽搬入物資のチェックを行う物資検査場の数、
▽大会関係者への出入国サービス、
▽各空港へ設置するアクレディテーションカウンターの運営期間、
▽大会関係者への公共交通無償化、
それに、
▽大会関係車両の高速道路利用料金の合わせて20項目です。

3つ目はイベントなど機運醸成に関する項目です。

▽開会式・閉会式の当日のオペレーション、
聖火リレーの期間・実施方法、
▽選手団の選手村の入村式、
▽スモークなどで演出をするスポーツプレゼンテーション、
▽会場内での競技体験などのプログラム、
▽会場の外でも中継などを見ることができるライブサイト、
組織委員会が「トーキョーウォーターフロントシティ」と位置づける台場や有明などでのイベント、
▽日本の文化をPRする東京2020NIPPONフェスティバル、
▽競技会場、選手村などの看板やのぼりといった「ルック」、
▽シティドレッシング、スペクタキュラーなど都市装飾、
それに
▽既存広告の撤去などクリーンベニュー対策の範囲の合わせて11項目です。

最後は、収入関連などの項目です。

▽スポンサー企業への追加協賛金の要請など収入関係、
組織委員会スタッフの要員計画、
▽テストイベントと演習セキュリティ、
それに
▽その他の5項目となっています。