原爆の日 広島平和記念式典で思うこと

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広島への原爆投下から75年の節目の年でした。

武漢ウイルスの影響でかなり変更されたが無事開催となりホッとしています。

平和記念式典は娯楽のイベントではなく日本人の魂の問題だから武漢ウイルスごときで中止にならなくて本当に良かった。

私はイベント屋の端くれなので今回の式典はどのような対策をしているのか、非常に興味があり、今後開催されるさまざまな式典の指標となると興味をもって観ました。

主な対策

〇公園内関係者以外立ち入り禁止

〇参列者大幅縮小

〇受付時に検温、消毒

〇参列者の席は2m間隔

〇参列者は着席時はマスクを外しても構わない

〇登壇、スピーチ後は毎回演台・マイクを消毒

見たところこんな感じだった。参考にしていきたい。

 

さて、毎回核廃絶を目指す。と市長などは演説をしているが現実を判ったうえで理想だけを語っているのだろうか。それは無責任ではないか。

現在、核保有国はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の5か国そして北朝鮮、インド、パキスタンである。後ろの3か国は本来は持ってはいけない。

このすべての国がいっせいのーせっで核を手放せばめでたしめでたし。地球上から核廃絶成功です。でも戦争はいろんなところで起こりやすくなるでしょう。

核を使うことは影響が大きいので最終兵器として使いづらいけど破壊力が核ほど大きくない兵器は使いやすいから。また相手が核を持っているから攻撃を仕掛けられないという核の抑止がなくなるし。紛争案件すぐ戦争となりそう。

 

一方、いっせいのーせっで核を手放すはずが、一か国でも隠し持てばその国が地球の覇者となる。あり得ないけど、もしアメリカが核を捨てたらその瞬間に中国、ロシア、北朝鮮アメリカを攻撃するだろう。アメリカの核の傘に守られている日本もあっという間に蹂躙されるのだ。核廃絶を声高に叫んでいる人たちはこの現実をどう思っているのだろう。話せばわかる私のようないい人ばかりではないのですよ。

 

あと、原爆を落としたから戦争が終わったと考える人。またそのように伝えるマスコミ。日本は原爆が落とされるずーと前から降伏を打診していたのです。降伏するにあたっての日本側の要望はただ一つ。国体を維持してほしい。これだけ。国体とは国民体育大会ではないですよ。天皇制を維持してほしい。これだけです。これが日本人の一番の心のよりどころだから。そこでアメリカは日本人の天皇に対する気持ちを理解しているから、その返事を曖昧にし、降伏をさせないようにしていたのです。なぜ降伏させないようにしていたのか。原爆を落としたかったから。新しく開発したこのスーパー兵器の威力を試したかった。そしてソ連に対しアメリカはこんなスーパー兵器を持っているのだと圧力をかけたかったのです。原爆を落とす前にすでにアメリカは日本の本土のほとんどの部分を空襲をしていて日本はすでに焼け野原なのに軍港がある広島も長崎もまったく空襲を受けていません。きれいに都市が残っているのです。原爆を落として一瞬で都市がなくなるのがわかりやすいようにきれいに残しておいたのです。しかもウラン型(広島)とプルトニウム型(長崎)と種類の違う原爆を試しているし。当時の感覚で欧米人からしたら黄色人種の日本人など虫けらぐらいにしか思ってなかったと思います。今ではそのアメリカが一番大切な国なんだから不思議なことです。

 

武漢ウイルスと長い梅雨のせいでいつもの夏とは全く違ってしまったけど今が日本の夏、8月なんだと思った1日でした。

 

#広島平和記念式典