ずっと自転車に乗れてないので数年前の思い出日記です。
ヤビツ峠に行って来ました。金曜日がポカポカ陽気でしたが土曜日は寒の戻りでかなり寒いと聞いていたのですが土曜日の夜は痛飲する予感がしていたし桜の開花宣言もあり、「大丈夫でしょ」とタカをくくって出発しました。尾根幹、津久井湖、宮ヶ瀬湖と順調に通過してヤビツ峠に向かいます。いわゆる裏ヤビツです。表ヤビツに比べて勾配は緩くて初心者向きなどと言われますがしっかり13%程度も度々現れ貧脚の私にはキツかったけどここまで来て諦める訳にはいきませんので必死で前に進みます。えっちらこっちらやって無事ゴール。定番の看板前で撮影して帰ろうとすると雪が降り始めます。電光掲示板の気温は0度です。往路は登りで体から暖まりますが復路は永遠下りで吹雪がビュービュー、体温を奪います。両手の指の感覚がなくなりギアチェンジも出来なくなり「やっちったな。死ぬかも」と思いました。（焦）
宮ヶ瀬まで戻った時に何故だかここまでくれば大丈夫と安堵しました。まだ50km以上あるのに。距離感が麻痺しています。山をナメてはいけないと思い知らされました。夜は予想通りの痛飲でした。
