次期愛車選定その②

f:id:orangechango:20230108002523j:imageその②です。もん吉(モンキーz50a)を購入したヴィンテージ専門店からドゥカティが欲しいならと、あるショップを紹介してもらいました。(私が通っているそのヴィンテージ専門店もドゥカティは扱っていますが何しろ高価すぎる)そのショップに行き思いを話すとDUCATI MONSTER696がいいのではないかと勧められます。キャブレター車が欲しいのはわかるけどインジェクション車の方がやはり扱いやすく696は信頼性も高く、扱いやすく値段もこなれていると。1時間くらい店主と話し込みその人柄にも惚れて696を探して下さいとお願いをしました。MONSTER696はモンスターシリーズ2世代目で伝統のクロモリのトレリスフレームは太くしっかりと存在感があり、タンクはど迫力。タンクにあるエアインテーク的なメッシュは見掛け倒しでただのハンドルとの干渉を避ける為にえぐったもの。メーターはアナログからデジタルに変わっています。官能的なスタイルは先代よりもグラマラスさを増しています。惚れました。希望は赤タンク。白タンクの場合はフレームが赤。黒タンクはNGで依頼したのです。それが9月。その後何度かメールでやり取りをしたのですが黒タンクのものだけで赤の良さげな車輌は出てこないまま月日は流れて行くのです。その間、もん吉はトラブル発生、回復を繰り返していました。

つづく。

次期愛車選定その①

f:id:orangechango:20230108141927j:image大型自動二輪の免許を取得して大きなオートバイに乗りたくなり、色々見て回っていました。私の趣味趣向はやはり現代のオートバイには興味が持てず、高校生や大学生の頃に憧れた今となっては旧車と呼ばれるものです。しかし価格はとてつもなく高価で500万近くする物もザラです。そしてメカに詳しくない私が維持出来る自信は全くなく、見れば見るほど諦めるしか無いと思いに至ったのです。しかし、コンピュータ制御されたものではなく機械式のマシンに対する憧れは強く、浮上したのがDUCATI MONSTER600で、第一候補となりました。f:id:orangechango:20230108141959j:image理由はキャブレター車である事。600ccであり大型免許者の所有感を満たしながら小さい事。実際に国産400cc並みのボディサイズ。イタリアというなんとも官能的なデザイン。DUCATIは近年においてもレースで第一線での活躍。そしてDESMO※というドゥカティだけのオリジナルなバルブシステム。完全にどストライクでした。しかし、探してみると全く見つかりません。MONSTER400は日本市場用に開発されたマシンでいくらでも見つかるのですが600は全く日本には流通していませんでした。そしてキャブレター車はこの年代が最後でインジェクションに移行してしまうのです。見た目は400も600も違いは殆ど分からずなのですが、折角大型自動二輪の免許をとったのに400ではなんとなく残念だし。ここでMONSTER600は断念したのです。※DESMOとは通常、バルブの開閉は開く時はカムで開き、閉じる時はスプリングで行うのですがエンジンが高回転になった時にスプリングの限界がくるということで閉じるのもカムで機械的に行うというドゥカティ特有のシステムでドゥカティの高回転型エンジンの源となっています。

つづく

もん吉との別れを決断しました。

絶好調で走るのが楽しくてしょうがないもん吉(モンキーz50a)なのですが、この度お別れすることに心を決めました。購入店に事情を話し、里帰りしてもらう事にします。ホントに調子良く私の意のままに走ってくれている状態なのですが、手放す今その事が誇らしいです。納車された時より数段良い状態での里帰りをさせてやれます。これからのお別れまでの1ヶ月弱。思い出を沢山作ろうと思います。さて、なぜお別れする事にしたのか。それは昨年の夏に大型免許を取得してから大きなバイクに乗りたい願望が強く色々物色していたのですが、ついに私の琴線にビンビンに触れるヤツに出会ってしまったのです。新たな章のスタートなのです。f:id:orangechango:20230107160053j:image

新年からグチ

f:id:orangechango:20230103175658p:image明けましておめでとう御座います。今年もくだらない私のブログにお付き合い頂けましたらありがたいです。

さて、新年3が日全てが素晴らしい天気で自転車、クルマ、オートバイと愛車を満喫するお正月となりました。そんな中パンダちゃん(車)もん吉(オートバイ)は給油の為にガソリンスタンドに寄ったのですが両方ともセルフのスタンドでした。セルフのスタンドは客が自分で給油して機械で支払い勝手に出ていくシステムで燃費のいい車、ハイブリッド車や電気自動車などの台頭で苦しいガソリンスタンド経営の一つの手法となっています。店員が接客をしないからといっても無人ではなく最低限の人数は配置されています。しかし、彼らは接客をしないと決めているので「いらっしゃいませ」も言わないのです。目があっているのに誘導もしなければ「いらっしゃいませ」も言わない。やることもなくボッーと見ているのです。「いらっしゃいませ」と言うとコストがかかるのかい?なんか損するのかい?と聞きたくなります。すべてのガソリンスタンドがそんな態度ではないですがたまたまお正月に寄った2軒はそんなスタンドだったのでつい。

もん吉との1年を振り返り

f:id:orangechango:20221229173644j:image1969年生まれ、53歳のもん吉(モンキーz50a)君と1年過ごしました。ここでトラブルや手を入れたところを振り返りたいとおもいます。

1月 納車 オドメーターが不動。メーターを取り外して修理。2ヶ月かかる。

3月 フューエルコックにガソリンのにじみ。Oリング交換。

4月 右リアウインカー脱落。各ボルトの増し締めをマメに行う必要性を認識。

アイドリングが安定しない。以後ずっと悩まされる。

5月 レギュレータを設置。セレン整流器しかないのでエンジンの高回転時の電圧を抑える。

7月 アイドリングの不安定さにさらに始動性の悪さ、ギアの入りにくさが加わりかなり扱いにくくなる。

アクセルグリップのボルトが欠落して不動となる。

8月 初めての入院(1週間)。クラッチオーバーホール、点火タイミングの調整。ドリブンスプロケットを31tに変更にする。全体的にいい感じ。平坦で65kmを記録。

リアのスモールランプ、ストップランプを明るいものに交換。

タイヤをBS BATLAX BT-390に交換。

9月 キャブレターのオーバーフローパイプからガソリンがダダ漏れ。フロートバルブにゴミが挟まった様子。

10月 2回目の入院(2週間)ギアの入らなささが異常。クラッチアウタースクリューの緩みが原因。ギアの入りの悪さは完治。

11月 アクセルをあけるとエンストする症状が発生。レッカーのお世話になる。3回目の入院。(2週間)点火タイミングの調整。

さらに1週間後に全く同じ症状で不動。4回目の入院(1週間)コンタクトブレーカーの交換。ここで走りに関する不具合はすべて完治。

12月 リアブレーキをかけるとウインカーが消える症状が発生。テールランプを純正の暗いタイプに戻して解決。今から思えばクラッチアウターカバーのスクリューの緩みとコンタクトブレーカーのすり減りだけで、その原因を突き止める為の1年だった気がする。

現在は絶好調でなんの不安もない。私に体力と時間があれば日本一周にでもチャレンジしたいくらいだ。たった1年でこれだけ楽しませてくれるもん吉は最高の相棒なのです。

 

 

もん吉の電装系は脆弱

f:id:orangechango:20221225162016j:imageコンタクトブレーカーを交換してからのもん吉は絶好調でとにかく走るのが楽しい。エンジンはよく廻りパワフル。シフトはスパンスパン決まり平坦なら65km巡行が可能なのです。ルンルンで走りまわっていたのですが右折レーンで信号待ちをしている時にウインカーがついていない事に気づきました。暫くしてブレーキランプを点灯させるとウインカーが消える。ブレーキを離すとウインカーが再度点滅する事に気づいたのです。想像するに①リレーの故障。②以前交換した明るいストップランプが電気を喰いウインカーに電気が行かなくなる。③バッテリーの劣化。と仮説を立てました。①だったら自分では直せないので②から試します。純正の暗いストップランプに戻します。あっさりストップランプとウインカーの共生が実現しました。次に③を調べるためにテスターを購入して調べます。するとちゃんと6ボルトありました。だけど念の為バッテリー液を補充しておきました。数ヶ月前に明るいストップランプに交換した時にウインカーが消える症状には気づかなかったので、前からの症状なのか新たな症状なのかは分かりません。とりあえずなんとなく一件落着なのです。

もん吉再入院からの退院

f:id:orangechango:20221217174908j:imagef:id:orangechango:20221217174749j:imageもん吉のエンジンが不調で2週間の入院。そして退院したのが先々週でした。それから1週間で約100km、2回の走行であっけなくまたもや不動となり再入院したのが先週です。症状は殆ど同じで点火タイミングのズレです。前回はフライホイールをはずす事はしないで調整のみだったので今回はちゃんと原因を見つけて欲しいとお願いしました。結果コンタクトブレーカーのポイントヒール(カムに押されるお尻の箇所)と接点の磨耗と判断して交換となりました。担当のメカニックの方も気まずいのか今回はパーツ代のみで工賃は無料にしてくれました。絶好調のもん吉と一日中走り回りました。

上が新品のコンタクトブレーカー。下が取り外したコンタクトブレーカー。ポイントヒールと接点の摩耗がわかります。